「日中だけ預かってほしい」「お風呂に入れてあげたい」そんな方のために、通所介護(デイサービス)の基本を整理しました。
Guide
デイサービス完全ガイド
6つのテーマで、通所介護(デイサービス)を使うために必要な知識をまとめています。上から順番に読むのがおすすめです。
GUIDE 01
デイサービスとは
日帰りで施設に通い、入浴・食事・レクリエーション・機能訓練などを受けるサービスです。
GUIDE 02
デイサービスとデイケアの違い
レクリエーション中心のデイサービスと、医師指示のリハビリ中心のデイケア。目的によって使い分けます。
GUIDE 03
費用の目安
要介護度ごとの自己負担額に加え、食事代・日用品代などの実費について解説します。
デイサービスとは、要介護認定を受けた方が日帰りで施設に通い、日常生活上の支援や機能訓練を受ける介護保険サービスです。正式名称は「通所介護」といいます。朝、自宅まで送迎車が迎えに来て、夕方に送り届けてくれるため、ご家族が車を出す必要はありません。
施設では主に以下のサービスを受けることができます。
デイサービスを利用するには、市区町村の介護保険窓口で「要介護認定」を受けていることが前提です。要支援1・2の方は「介護予防通所介護」(現在は市区町村の総合事業として実施)を利用できます。要介護1〜5の方が通常のデイサービスの対象となります。
「デイサービス」と「デイケア」は名前が似ていますが、目的と内容が異なります。どちらを使うかは、ご本人の状態と目的に合わせてケアマネジャーと相談して決めます。
入浴・食事・レクリエーションを中心としたサービスです。「家に閉じこもりがちなので外に出る機会を作りたい」「お風呂に安全に入れてあげたい」「家族が日中に休みたい(レスパイトケア)」といった目的で利用されます。機能訓練指導員が配置されていますが、医師の常駐は必須ではありません。
医師の指示のもと、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)などの専門職がリハビリテーションを行うサービスです。病院や老健(介護老人保健施設)に併設されていることが多く、退院後に集中的にリハビリを行いたい場合や、身体機能の回復を重視する場合に適しています。医師が常駐しているため医療面での安心感が高いのが特徴です。
両方を併用することも可能です。たとえば「週2回はデイケアでリハビリ、週1回はデイサービスで社会参加」という使い方もできます。
デイサービスの費用は「介護保険の自己負担分」と「保険外の実費」の2つに分かれます。介護保険の自己負担は原則1割(所得に応じて2〜3割)です。
| 要介護度 | 1回あたりの自己負担目安 |
|---|---|
| 要介護1 | 約 650〜750円 |
| 要介護2 | 約 760〜870円 |
| 要介護3 | 約 880〜990円 |
| 要介護4 | 約 1,000〜1,110円 |
| 要介護5 | 約 1,120〜1,230円 |
※地域区分・施設の規模・加算の有無によって金額は変動します。
たとえば要介護2の方が週2回デイサービスを利用した場合、月の自己負担は概算で約6,000〜8,000円+食事代(月3,200〜6,400円程度)です。高額介護サービス費制度により、月の自己負担合計が一定額を超えた場合は払い戻しを受けられます。
デイサービスを初めて利用するまでの流れは以下のとおりです。
デイサービスは事業所ごとに特色が大きく異なります。以下の5つの観点で比較すると、ご本人に合った事業所を見つけやすくなります。
Quick Reference
通所介護の種類3つ
ご本人の状態や地域によって利用できるサービスが異なります。
最終更新日:2026年4月